2005 EXHIBITION
2005年11月中央大学で白門祭が四日間にわたって開催されました。
絵画同好会は「白い夢」というテーマで展示会をおこないました。
『内装にこった作品展』―絵画同好会―
3355教室で開かれた絵画同好会=学芸連盟所属=の作品展は凝った内装で訪れた人々をとらえた。
内装のテーマは「白い夢」。夢と言っても、将来の目標のほうではなく、夜眠っているときにみる夢のほう
だという。 なるほど、教室の中はまるで夢の世界に訪れたかのような、フワフワした雰囲気で満たされて
いて非現実的な気分を味わうことができた。 「今年は展示する作品が少ないので、内装に力を入れたん
ですよ」と、代表の鈴木雄志氏(経3)は語る。 テーマの候補をいくつか代表が考え、部員みんなでしぼ
ったという。いろんな作品を展示できるよう、できるだけ抽象的なテーマにしたということで、展示会全体
の統一感にも配慮したもののようだ。 ディスプレイの一つである白いドレスは、普段からドレスなどを作
っているという部員が開催直前に持ってきたもの。 もともと配置される予定になかったものだが、ほかの
飾りの中にいい塩梅に溶け込んでおり、ひときわ目を引くものとなった。お客さんの評判も上々のようだ。
作品は油絵に限らず、コンピュータを使用したものなど多岐にわたる。写真以外のものなら何でも展示可
能というのがこの企画のスタンスのようだ。 また、入り口でしっかりアンケートもとっていた。 「白門祭は自
分たちの作品を評価してもらう貴重な機会。アンケートをとって今後の創作活動に生かしていきたいですね」
と代表は次回の企画への意気込みを語る。 アンケートで評価の高かった作品にはトップ賞が贈られる。
※『中央大学新聞』1202/2005年12月26日号より